2012/01/31

我が家にも『インフルエンザ』が上陸

~長男孫の発熱が原因究明されて~
 いずれは到来すること。
 4年生ぐらいになると外部との接触(少年スポーツ団等)も多くなるので感染は避けられまい。嫁が病院からメールを送信してきた。「お祖父ちゃんお祖母ちゃんもマスクを装着していてください」と。先週末訪問した豊橋市の小学校でも校長先生から手渡しされて装着した。この態勢は毎年の、いわゆる年中行事である。医療技術の進歩(?)によって流行する風邪の菌の種類が公表される。~型と~型のどちらかだと言われても目に見えるモノではないので素人にはわからない。神経質になればなるほど異常な不安を抱くモノである。
 風邪をひくことを極端に恐れると、人体自体の抵抗力までを低下させるようだ。雑菌の中には人体の抵抗力を支援する大事な味方もいるらしい。『共生する』という理念の基本的な発想である。人間は口先だけの立派なスローガンを掲げるが、現実は都合の良いモノとだけ共に生きることに傾くらしい。薬と共生する方法を選んでしまうのである。人間様の身勝手さはやがては自力と言う抵抗力を培うことから遊離してしまうのかも知れない。恐ろしい時代になる。抗菌・除菌・殺菌・滅菌を「売り言葉」とした商品が世の中に氾濫してしまうのがその流れなのだろうか。
 数年前、姫路駅で新幹線を降りて在来線の特急に乗り換えた時の光景を思い出した。

 あの時は、神戸の高校生がカナダに海外研修に行った時点で罹ったインフルエンザが大騒ぎの発端だった。空港や駅構内の完全消毒と言う珍事件が起きた。姫路駅で電車を待つ人でマスクをしていなかったのが小生だけだったらしく、近寄って来た駅員さんから「マスクが無かったら差し上げますよ」と声を掛けられ唖然とした。全員が白いマスクを付けている群衆をご想像できますか?宗教集団紛いの服装になっているのが当事者たちには「洗脳された状況下」にあることすら忘れているようだった。外国人観光客が苦笑したそうだ。結局、マスクは付けたが目的地の鳥取県に入ったら「どこ吹く風」のように、景色が一変していたのが妙に滑稽だった。
 予防は大事でしょう!!
「手洗い」と「うがい」の励行は十分に意識している。小生のうがい液は市販されているモノではない。生姜を黒酢に半年も浸けて作った秘伝のモノである。そしてその基になる水も特製であるので旅の常備品としても重宝している。90分の講演を一日に2回行っても咽喉の炎症は防げる。元気な声を発することが出来るのは妻が作るうがい薬である。10年も愛用している特効薬である。自然食品が原料なので薬害などとは無縁である。
 羅漢者の孫の回復が一日も早い方を願う老妻は、豆腐を使った自家製の解熱薬を懸命に作っていた。以前、その効能に驚いた孫本人が病院からの帰りに母親に豆腐を買うことを注文したらしい。この豆腐の解熱薬も孫が所望するほどである。
読者の皆さん、自家伝来の秘伝薬等がありましたらご一報願います!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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