2010/03/13

新・歩禅記(10)


  ~他人様の「お庭の花」を愛でながら~
 何ヶ月ぶりかの「早朝歩禅」です。
 着慣れていた防寒着を脱ぎ捨てる勇気を気温が誘ってくれました。そんな誘惑に負けて防寒着無しの外出でしたが、適切な判断となり結果的には「快適」のマークが付きました。
 今日は土曜日。
 多くのご家庭が未だ目覚めていない時間です。だから、他人様の庭先に咲いている水仙の花を愛でることも写真に収めることも結構大胆に出来るモノです(笑)。この家の水仙は「群生」しています。野放しの群生ではありません。手入れも追肥も十分施していらっしゃるのを通行する度に関知しています。毎年、このような状態で庭一杯の水仙の花が見事に咲きます。この垣根の脇を歩いていると「春の香り」が十分に愉しめるのです。いつだったか手入れをされていた若奥様に「いつもきれいに咲かせられますね」と、堪能している状態を伝えお礼を言ったことがありました。他界されたお母様が丹精なさっていたとの説明が蘇ってきました。放置・放棄・放任・・・では、何事も「育たない」という証を今朝もこの水仙の花から学びました。
 ほどなく歩くと、ここも毎年「密やかに咲くスズラン」があるのです。お気に入りのスポットでもあります。ここは畑地です。周囲には春野菜が植えてあります。農家の方が時折、作業されているので畑の片隅にそっと植えられたのでしょう。よく見ると年毎に株が増えていっているような気がします。数年前はもう少し小規模だったような記憶があるからです。丹精すると立派に増えるモノですね。
 春の花を愛でながら45分間の早朝歩禅から帰宅しました。風は少し強く感じましたが、天気予報通りに今日の昼間の温度は高くなるのでしょう。皆さんも、良い週末と休日をお過ごし下さい。



0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー