2010/03/19

新・歩禅記(13)


  ~ホントに冷たい北風~
 予定より10分も遅れて6時40分の出発。
 早朝歩禅のコースは「中央公園」からJR相模線「北茅ヶ崎駅」経由して鶴が台団地を抜けて帰ってくる50分間の設定。出遅れたのは昨日辺りから風邪気味の症状を呈している妻が「行く」と言い張ったからである。結局、説得できず(笑)に出発した分だけの遅延。
 夏場の中央公園は7時前だったら、散歩人も含めて結構多くの人が集っているが、今朝は父親と息子らしい二人連れだけ。元気に走り回っている姿は微笑ましかった。水仙とスズラン、そしてヒヤシンスの花々が「冷たい風」に負けじと咲いている(写真・下)のが季節感を漂わせてくれたが、寒かった!
 相模線沿いを北に向かうと団地がある。その団地の前を抜けるには小さな「踏切」を渡らねばならない。頻繁に走る路線ではないから遮断機の作動とは「時々」の遭遇である。今朝はその「時々」になってしまったが、通過する電車を待ちながらふと足下の踏切の脇で通過電車のスピードが吐き出す強風に健気に咲き誇っている水仙の花が目に留まった。それは、妻が「こんな所でも逞しく生きているのね」と指さしたからである。カメラを向けて「がんばれよ」と声を掛けて一年後の再会を約束して帰宅である。(6500歩) 

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー