2010/03/20

新・歩禅記(14)

  ~灯台下暗し・・・~
 ラジオの天気予報を聞きながら今朝も4時から、いつものように時間を過ごす。
 どうやら今日の午後辺りから天気は下り坂らしい。既に九州は雨になっているとのこと。予報より意外と早い気象変化があるような気もする。今日の午後は今年度最後の「講演」である。つまり仕事納めである。関東地方の天気の崩れは夜になるらしいのでご参加される皆さんは降雨に遭いそうにないようだ。
 そんな思いで早朝歩禅を段取りをしたのだが、体調がイマイチの妻が心配。案の定、本人の希望を活かすには遅い出発となってしまった。「歩けること」の基本は「歩きたい」ことである。歩きたいという妻を放って「独り歩禅」というわけにはいくまい。1時間ずらして7時半に出発。
 直線にして500㍍?歩いて1~2分の所に上段2枚の写真のスポットがあるではないか。早咲きの桜が満開であった。団地と桜並木(樹齢10年ぐらい)の間をJR相模線が走っている。写真から線路は見えないが感覚的にはお分かり頂けるであろう。「さくら」と言う樹木は10年もすると立派に人の目を楽しませてくれるらしい。最終勤務校(新設開校)も昨日は第10回目の卒業式だったのではないか。記念樹の桜も10年経っているから、この位になっているのだろう。卒業式に「花を添えて」くれたに違いない。余りにも身近すぎて通過してしまいそうな桜のスポットである。
 観賞していつものコースに移動。小出川を川上の方から歩いた。桜の散った堤防には「菜の花」の群生が迎えてくれた(下段写真)。菜の花の匂いを嗅ぎながら快適な散歩の時間であった。体調は好調とは言えない妻も同伴したが「花の歓迎」で、暫しその気分を払拭できたようだ。


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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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