2012/01/23

小気味良い新年の『滑り出し』(2)

 ~1日は24時間ですよね~
 会場の熱気は高知市にも波及している?嬉しいメールを紹介しましょう。
 当日の早朝に自宅を出て、高知空港から東京・羽田へ。そして電車を乗り継いで会場の浅草まで。開始時刻直前に到着して・・・。休む間もなく2時間の駄弁の渦中に入り込んで4時半には会場を去って羽田空港に向かう高知組(と、送信者の表現)とは、じっくり話す時間も無く別れてしまいました(写真)。
 メールチェックしたのが翌朝(22日)の事です。ご自宅からの発信時刻は(21日・当日)23時35分でした。お詫びと感謝の言葉を添えて簡単なメールを送信しておきました。第2便を22日午後8時35分に受信しています。その2通をご紹介します。
 現代はスピード時代です。
 土佐の高知から東京で開催される講演に参加して日帰り旅程が完成する時代です。その実践を高知組が示してくれました。小生の驚きは「1日=24時間」という常識が背景に確認できることなのです。しかし、誰にでも出来ることではありません。何がそこまで高知組の行動をさせたのか?その観点で読者の皆さんと一緒に考えてみたい朝です。
 師匠と仰ぐ小学校時代の恩師の言葉を思い出しています。宿題を忘れて教団の前に立たされた毬栗頭の小生を含めた男児数名に向かって仰った言葉なのです。
「角田!キミの1日は何時間だ?」との開口1番の質問に咄嗟の解答に窮したのです。すると「時間は、神様がみんなに同じように与えられておられるんだよな」と始まり、「だから、時間は追われちゃいかんとばい。時間は追わんと立派な仕事は出来んとばい」と力強く押されました。このシーンは退職同窓会の会場でも話題になるほど同窓生には強く印象に残っている程でした。これが小生の人生訓の礎であります。それにしても、こんな間近で「高知~東京」を往復して、疲労を感じさせない熱気を感じたのも珍しいことです。新年早々、感激の『お年玉』を河内組からいただいた気分です。24時間を往復した感動のメールをご一読ください。

201201212335便
角田先生へ
 みんな無事高知に帰りつきました。本日は、本当にすばらしいご講話をありがとうございました。また、5年1組の子どもたちのために、お心遣いを本当にありがとうございました。『皆様の角田先生』を、高知組がかなり独占してしまいましたね。厚かましい高知組を、皆様が温かくみつめてくださって感謝いたします。
帰りの電車や飛行機や車の中で、みんな「来てよかった!」と言っていました。みんな興奮ぎみで、ハイテンションで帰りました。高知『響の会』を作りたい!by◎◎ 「誰が会長?」など、など、楽しい時間でした。
とりあえず、来年からも茅ヶ崎『響の会』に行く!と全員が一致しました!キーワードは、「柔軟な思考と変化更」だ!と私は心にとめました。それと、給料に見合う仕事をする!こと。脳天がかち割られたというより、洗濯された感じです!
 〇〇先生は、「どうしたら、角田先生に応えられるだろう?」と考えています。そうやって、今回参加した一人ひとりが、向上しようと努力している仲間であることを嬉しく思いました。角田先生の多大な激励に応えられる、高知組でありたいと思います。
 明日、△△校長があの激励のカードを見て、どんな反応をされるかも楽しみです。多分予想通りの反応があることでしょう。□□先生に会えなくて残念でしたが、また次の機会を楽しみにしています。言葉は整いませんが、感謝の気持ちをお伝えしたくて、メールしました。おやすみなさい。 ◇◇◇◇


201201222030便
角田先生
 メールありがとうございます。今朝の△△校長の反応を報告します。今朝、〇〇先生がカードを見せて報告しました。「・・・・!」絶句の校長先生でした。恐縮しきりで首をすくめ、目を白黒させていました。想像したとおりの反応でした。直接の言葉はなくても、(「あなたたち、どのように応えるのですか?」)と問われているのだと思います。がんばります!
ありがとうございました。  ◇◇◇◇



写真は「別れを惜しむ」場面です。付録く写真は、「目線を逸らしたくなるような」講師の写真ですが、カメラマンの力作ですので多くの写真の中から1枚だけ添付します。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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