2012/07/18

早朝歩禅(5)


             =7月17日(火) 04:40~05:35(5900歩)=
 早朝の蓮田に清楚な花(写真・上)を見つけ立ち止まりました。
 今朝も「独り歩禅」です。妻も無理をしない程度なら移動も可能ですが、月末に大移動を予定しているので無理をさせることは意図的に回避させています。今朝の空気は「日中は暑くなりそうですね」と、声を掛けられると「妙に納得する」モノでした。朝から蒸し暑かったのです。群馬県館林市では(前日)37.6℃を記録したらしい。以前は埼玉県熊谷市が「最高気温の町」だったそうですが、変わったんでしょうか?こんな現象まで「一番」を競うモノなのか不思議で仕方ありません(笑)。
 九州ではまた集中豪雨になっていると聞きながら「自然界の脅威」に震え上がる思いがします。雨はいずれは上がる。風もいつまでも吹き続けることも無い。しかし、放射能汚染は半永久的に原形を取り戻すことは無理だ、と言いますね。福島県の一つの町は行政丸ごと現場復帰は不可能だとの結論も出たようです。これって自然災害では無い!?
 そんなつぶやきを繰り返しながら歩くのも楽しいですよ。独り言も独り歩禅の独壇場(笑)。
 この町ではすれ違う散歩人で挨拶を交わさない人は一人もいない。以前の町では「挨拶を交わす」散歩人を数えるほどでした。「言葉を交わす」ことが無かったことは、ずっと以前の歩禅記に何度も話題として登載しましたよね。コミュニケーションの基本だと考えつつ大きな声で「おはようございます」を交わすと心まで豊かになった気分になります。
 「鶴沼コース」の好きな風景も今朝は一段と「お気に入り」(写真・右)の佇まい。遠くに見える「筑波山」の姿に馴染んできたようです。今日は会わなかったのですが、「つなぎの服」を着た初老の男性が、いつも「ゴミ拾い」をされている。沼のほとりに数か所の休憩所が設けられています。雨も降らず熱い晩は、こんな場所は若者たちの天国となるのは何処も同じようです。その残骸(怒)を彼は片づけているようなのです。挨拶をしながら言葉を交わす、と「自分と闘っているんですから放っておいてくださいよ」と、笑顔で軽く往なされました。色々な「思い」があるのだろうと判断して、その後は挨拶に添えて「ご苦労様です」と声を発してすれ違っています。
 1周3.1キロの小さな沼ですが、この地の貴重な財産です。きれいに使って気持ちのいい憩いの場にしたいモノだと願ってしまいます。外様的新住民が考えるのはお門違いなのでしょうかね。せめて、自分の行為で出たゴミは持ち帰るぐらいの常識は持って欲しいと思うからです。
 新名所の東京スカイツリーのある地でも地元民の皆さんが、観光客が「落として帰って行った後のゴミ」の処理に苦労しているとのニュースで知って愕然としています。こんな世の中になってしまったんですね!!(哀)。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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