2012/07/22

鍛錬には「継続」は欠かせない


~「加齢現象」に勝てる訳もないのに・・・~
 『昨日の記憶』を、目が覚めたら直ぐに書き残すことを継続すると記憶力が戻る。新聞記事のこんなフレーズに目が留まったのが当ブログを書くきっかけになった。読者諸兄からの「反応付き」の利己的発想に基づく作業である。顔は浮かんで来るのに氏名が付いてこない。何とも言えない焦燥感?そんな経験は皆さんには無いだろうなぁ~?そこで老脳の「鍛錬法」として、このアドバイスを実践してみようと、「昨日の記憶」を時程に沿って「朝起きて寝るまで」を出来るだけ簡潔明瞭な短文で書き綴るのである。初めて試みた朝の衝撃は今でも苦笑である。「昨日の午後の出来事が全くの空白状態」として襲ってくる。全く思い出せない。

 3:40起床~洗顔~コップ一杯の冷水を飲む~洗濯機と炊飯器のスイッチオン~パソコンに向かって「昨日」と向かってキーボードを叩く~早朝歩禅に出向く~帰宅して朝食を済ませる~ラジオ体操~長男が出勤する~孫たちの登校を見送る~嫁と末孫が保育園と勤務先に向かうのを見送る~朝8:15~

 ここからが毎朝の鍛錬である。ここまでは「毎日の出来事」だからすんなりと記憶が蘇る(笑)。休日となると朝からの記憶が飛んでしまい、脳味噌は空っぽ。こんな具合に「苦しみながらも」続けられるのも読者諸兄のお蔭である。心より感謝している。紆余曲折は「世の習い」である。開始したのが2004年10月20日(還暦)であるから、もうこの秋で8年間が過ぎることになる。
 気持ちの所為か??
 ここが能天気な性格の為せる業かな(笑)。何となく「顔と名前」を合致させる能力(=単純記憶力)が復活しているような気分になっているのだが・・・。小生を知る皆さんは、「角田さんらしいなぁ~」と苦笑しておられることだろう。
 このブログ自体は「記憶力蘇生」の目的では無い。数行の『昨日の記憶』を書き終えてからの作業ではあるが、全く切り離せるものでもない。数行の日記に綴った出来事や歩禅での妻との話題から蘇る様々な事象について、自らの思考能力回路を擽りながら「自己の考え」を認める(=したためる)ことにしている。
 このブログ作成の時間は『昨日の記憶』を書き込む時間の何十倍もの時間を要する。全国の読者諸兄がご愛読いただいているから当然であります!これから、早朝歩禅に出かけます。妻も元気になりましたのでご安心願います。ご心配のメール等有難うございました。≪4:15≫ 
早朝歩禅から帰りました。集落が見えなくなるほど「家畜用飼料・とうもろこし」が大きくなっています。
7月22日(日)04:35~05:25【6200歩】

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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