2012/03/29

「春休み」という感覚

~リズム調整能力が要求される?~
 爺婆だけの生活リズムも確立しつつある頃になると、また変調する(笑)。
 26日から小学生の孫たちにとっては楽しい「春休み」が始まった。通常は7時前には父親が出勤して、7時半に小学生たちが登校すると30分後には保育園児と嫁が出勤する。午前8時を過ぎると離れでは「無言生活」(笑)の一日が始まる。爺は爺の、婆は婆の頗る勝手な時間を想定通りに展開すべく活動を始める。そして、簡素な昼食を済ませ午前中は終わる。午後になると運転手としての爺の技能(笑)を当てにした婆の要請で市内のスーパー等に二人で買い物に出かける。小学1年生の孫の帰宅時間は(昨今では)午後3時過ぎであるので、その時刻までには帰宅する。
 孫たちが帰宅するとリズムは一変する。
 就寝前の「爺と婆」の合言葉には「あっという間の一日」というキーワードが浮上する。これは、今や老夫婦の常識である。このリズムの変化が祖父母業の成就感を支えてくれている、と感謝している。爺婆は「病気をしている暇がない」と豪語するほどの老脳への刺激が功を奏していると自覚している。
 しかし、終日(母親が帰宅する午後5時過ぎまで)を孫たちのリズムを共にする日が連続する長期(学校)休業日では、健康であるがゆえに疲労が蓄積する。しかし、これも至福の時間だと二人で言い聞かせながら今朝もスタートした。昨夜、長男孫に微熱があった様子に、早速、お祖母ちゃんは「ミカンを絞って・・・」と甲斐甲斐しく働き出した(頼まれてもいないのに・・・)。一方、能天気なお祖父ちゃんは「何か言って来たら・・・」と悠然とパソコンに向かっている朝である。
 まだまだ、「春休み」も始まったばかり!!自らに言い聞かせている爺である。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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