~「雪の中」の特別な一日~
東京駅「えきなか」で求めた桃の節句の贈り物を、妻はアメリカの従姉に送りたいだろう。しかし、外はあっという間の銀世界になってしまった。自ら雪中運転を依頼する性格ではない。他の用務もあるので郵便局まで出向く意思を伝えると拒否することはなかった。郵便局の駐車場も真っ白だった。昼間でもあるので当座は路面凍結が無いとは言え先が見えないほど降りしきる雪の中を運転したのも記憶がないので不安な気分を乗せての運転となった。郵便局で用務を済ませてから大型スーパーへ向かった。運転に支障があるのはフロントドアの曇りから前方が見えないことだけであった。時間としては1時間も掛からずに無事に帰宅した。
帰宅して、庭先と隣接する栗畑の積雪ぶりにびっくり(写真)。
雪景色を眺めながら妻が呟いた。「帰りは危なくないかしら?」と。流石に祖母(妻)としての思考は祖父(小生)とは全く違った。孫の帰宅時間と降雪の心配だった。こんな所にも母性と父性は別世界なんだ、と痛感した。
そこに、頬を真っ赤にして「暑~い!」と言いながら帰宅した小学1年生の孫息子。友達と雪合戦する予定を伝えて祖母(妻)を驚かせていた。おやつもそこそこに玄関先にやって来た友達と庭先で遊ぶ声が響いていた。
「子どもは元気が一番!」。
そんな会話をしながら庭先を見ている所に4年生の孫が帰宅。あっという間に雪の下の地面が見えるほどの元気ぶりに、思わず吐いた祖父母の言葉である。
2月29日は特別「プラス1日」の日だ。特別に雪中運転をした祖父と思いがけない雪遊びが(特別に)出来た孫たちにとってはまさに「一日を得した」時間として過ごせたことになった。
今日から3月。ここ数日、余震の回数も多い。その度に心も痛む。昨年のあの日から間もなく1年が過ぎる。被災地の皆さんへの思いを馳せながら、今日も一日が始まった。
東京駅「えきなか」で求めた桃の節句の贈り物を、妻はアメリカの従姉に送りたいだろう。しかし、外はあっという間の銀世界になってしまった。自ら雪中運転を依頼する性格ではない。他の用務もあるので郵便局まで出向く意思を伝えると拒否することはなかった。郵便局の駐車場も真っ白だった。昼間でもあるので当座は路面凍結が無いとは言え先が見えないほど降りしきる雪の中を運転したのも記憶がないので不安な気分を乗せての運転となった。郵便局で用務を済ませてから大型スーパーへ向かった。運転に支障があるのはフロントドアの曇りから前方が見えないことだけであった。時間としては1時間も掛からずに無事に帰宅した。
帰宅して、庭先と隣接する栗畑の積雪ぶりにびっくり(写真)。
雪景色を眺めながら妻が呟いた。「帰りは危なくないかしら?」と。流石に祖母(妻)としての思考は祖父(小生)とは全く違った。孫の帰宅時間と降雪の心配だった。こんな所にも母性と父性は別世界なんだ、と痛感した。
そこに、頬を真っ赤にして「暑~い!」と言いながら帰宅した小学1年生の孫息子。友達と雪合戦する予定を伝えて祖母(妻)を驚かせていた。おやつもそこそこに玄関先にやって来た友達と庭先で遊ぶ声が響いていた。
「子どもは元気が一番!」。
そんな会話をしながら庭先を見ている所に4年生の孫が帰宅。あっという間に雪の下の地面が見えるほどの元気ぶりに、思わず吐いた祖父母の言葉である。
2月29日は特別「プラス1日」の日だ。特別に雪中運転をした祖父と思いがけない雪遊びが(特別に)出来た孫たちにとってはまさに「一日を得した」時間として過ごせたことになった。
今日から3月。ここ数日、余震の回数も多い。その度に心も痛む。昨年のあの日から間もなく1年が過ぎる。被災地の皆さんへの思いを馳せながら、今日も一日が始まった。
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