2012/12/12

投函した『年賀状』の回想

 ~♪♪あわてん坊のサンタさん??~

 老脳にも「そろそろ年賀状を書かなければ・・」との焦りも湧き起って来ているところでした。下記の受信メールを読んで懐かしい「ある光景」が蘇りました。
 
2012-12-11-22:52発信

年賀状の作成の時期になり早々と友人から作成が終わったという情報が入ってきていました。「我も早速取り掛からなければ」と思い先週から取組んで月曜日に完了しました。間違いがないことを確かめ投函するため郵便局に向かいました。今年はポストに年賀状専用の張り紙がしてないなあと思い、枚数もまあまああるので窓口に行き「お願いします」というと、局員が「どうされるんです?」と聞きました。「出すんです。」(なに阿呆なことを言うんや!出すに決まってるだろ!との思いで)というと、「受け付けは、15日からです。」と言われてしまいました。阿呆なのは自分だったことが恥ずかしくなりました。たまに早くやると、このようなおっちょこちょいなことですね。 

他人事では御座いません!(苦笑)

それは、ずっとずっと昔のお話です。何がどこで間違ったのか、年賀状が早く仕上がった時がありました。そのことをごく親しい友人に誇らしく電話をしました。先方は、ただ「凄いなぁ!」と感嘆の返事をくれました。時間にゆとりがあったので、県別に仕分けして輪ゴムで束ねました。それを1つにまとめて、バカ丁寧に差出人まで明記しました。事務処理満点とばかりに意気揚々と近くのポストまで行きました。

例年になく年賀状が投函できた優越感(?)、いや充足感で満ち足りた生活をしていた所に、投函した翌日、郵便物の配達に来た局員が、どこかで見たような白い用紙で束ねた物体を持って玄関先に立っていました。

「まだ、受付をしていませんので、失礼とは思いましたがお持ちしました」と、丁寧な言葉で「投函した年賀状」がそっくり手元に戻されてしまいました。商売用語とは言え、丁寧な言葉だっただけに勇んでいた矛先をへし折られたような気持になってしまいました。その時、「慌ててやるもんじゃないよぉ~!」と肝に銘じました。そして、普段は「余計なひと言」の多い自らが悔やんだのでした。友人に「これから投函するんだぞ」と余計なひと言でも自慢していたら、一人ぐらいは「まだ、受付は始まってねぇよ!」とアドバイスして(笑)くれただろうに、と。

友人からのメールを読んで、早朝の静かな書斎で、独りで苦笑いになりました。そして友人への親近感が益々深くなってしまいました。ちなみに、今年もまだ、全く手つかずの年賀状が目の前に鎮座していらっしゃいます。全国の読者諸兄の「年賀状作成」の進捗状況はいかがでしょうか?

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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