2012/12/21

『片付け』は小さなキッカケから

 ~キッカケは「モノ探し」でした(笑)~

 そのまたキッカケは年賀状を書こうと思ったことに端を発しました。今年の年賀状をどっかに仕舞い込んでしまったようです。「年賀状を書かなくっちゃ」との意識が高まっていました。数日前に名古屋の友人のフライング投函年賀状の話題を、このブログに提供した辺りから意識の中に芽生えていました。頂戴した年賀状の整理が序盤戦です。「喪中のお知らせ」が届いている方のチェックをするのが習わしになっています。今年も沢山の喪中の葉書が届いていました。特別に保管をしているのでその葉書を取り出して投函者チェックをしなければ進みません。意中の場所を探し始めたのが「キッカケ」になりました。

 探し物のために、取り出したり引き出したりしている内に狭い書斎は足の踏み場が無くなっていました。僅か4畳間の広さでは無理もありますまい。老妻も自分のリズムを終えて首を突っ込んで来てくれました。

親しい友人が発した迷文句を思い出しました。「オレの人生の半分は探し物の時間だよ」の表情が浮かんで苦笑している老夫を見て老妻が怪訝な顔になりました。説明すると妙に感心して同意の反応を呈しました。

 取り出したモノが不要物であるのが判明して処理することにしました。驚いたことに処理物が紐で縛る程になってしまいました。そして空間が出来ると「移動措置」になります。書棚の本も「もう廃棄処分だね、この本も」と独り言を言いながら積み上げると、これまた束ねて片付けることを勧められ、励まされつつ(笑)、その気になって午後は殆ど初期始動とは全く別ルートの道のりを走っているような行為になってしまいました。

 午後三時のお茶を愉しんでいました。

 小学2年生の孫がお友達を連れて帰宅しました。おやつを食べながら「お祖父ちゃんちは、もう大掃除してんの?」と聞かれて、老夫妻は笑顔で答えました。「そうだよ」と。「どんどん動きも鈍くなり、力も落ちているから日数を掛けてゆっくり大掃除に取り掛かったんだよ」と嘘をついてしまいました(=嘘も方便?)。

 「暮れの大掃除」もひょんなことがキッカケになり進展しました。

新築2年の建築物ですから、「煤払い」は、まだ不要ですが、暮れの大掃除は必要でしょう。結局、年賀状は探し出せませんでしたが、狭い『離れ』の部屋の整理整頓が出来てしまいました(笑)。読者諸兄のご家庭では「暮れの大掃除」はどんな運びになるのでしょうか?

 ところで、今年届いた年賀状はどこに隠れているんでしょうね!?毎日サンデーの身分ですから焦らずに、また挑みます!!(笑)

最新情報: 新ブログの創作に着手いたしました。あと10日ばかり自己訓練を課して、(予定では)新年のご挨拶は新作ブログでもしたいと考えていますが、どうなりますか!?当ブログとは全く趣向の違うブロガーを選んでみました。この『歩禅記』は当分の間は続けますので、お時間のあるところでご訪問願います。準備ができ次第、このページで新ブログのアドレスを紹介いたします。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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