通信機器の威力には「着いていけない」と諦めていましたが、やってみると「案外に大丈夫だぞ」との思いに辿り着けたような気分になりました。ところが「やっぱり、厳しいなぁ」の心境に不時着状況になった事実を笑顔で報告します。
ネットショップに指定されたとおりに「銀行からの払い込み」に行きました。
ここにもATMという利器が何台も取り付けてあります。順番を待つ行列を見て躊躇する心境が「高齢者の証」なのだそうですが小生は挑むことに意を決しました。順番が来たので気を取り直して「振り込み」の文字をタッチしました。キーボードの画面から振込先銀行名を入力します。順調に進んでいた筈の処理状況が「ハタと」止まります。間違いに気付いたからです。「戻る」というタッチパネルを拒んでしまうのです。「遅くなって、待っている人に迷惑を掛けてしまう」との罪悪感を感じる優しさが(?)が妨害するのです。しかし、それは前回までのことです。今回は数回「戻る」パネルを押しつつ最後の段階まで来ました。
「依頼者名」を入力します。プリントアウトした先方の業者(担当者氏名)が目について「支払いを依頼している人物と勘違いしました。払い込みの依頼者は「わたし」でした。勘違いで先方の名前を打ち込みました。「戻る」をせずに上書きしてしまいました。しかし、通帳から引き落としの一連の作業も終わり通帳には確かに「引き落とし」された金額が印刷されていたのでホッとして帰宅しました。いや、「やったぁ~」の充足感で家に帰りました。夕方になってパソコンで振込完了のメールを期待して画面を見てガックリとしてしまいました。振り込まれていないとの返信だったからでした。
埒が明かないので、昭和の利器(電話)の出番です。
先方に電話をして事情を話をしました。依頼者の勘違いを伝えると「良くあることですよ」との優しい対応で先方でコンピュータ処理をしていただくとの応答でした。程なくメール画面に「入金の確認が出来まし」、との文字を読んで全身から力が抜け落ちました(笑)。
平成の利器の不始末は、昭和の利器がやってくれました(笑)。
一苦労をしましたので「次回は大丈夫!」と挑む心を持つ怖いもの知らず、が小生の特徴、いや特長なのでしょうか?能天気な性格の裏付け証拠をここに提出いたしまして今朝の報告といたします(笑)。
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