ラジオ深夜便という番組で楽しみなモノがあります。
その一つが「天野祐吉の隠居大学」なのです。月刊誌「ラジオ深夜便」は年間購読をしています。届くと番組の予告(=番組表)に注目して「聴きたい」時間帯に注目するのです。
それが、今朝放送(4:00~)されました。ゲストがマジシャン・マギー司郎さんでした。手品師という古い表現が実にフィットする人物です。氏との対話がどんな展開になるのか、が一人の視聴者としての期待感でした。想定外の展開に声を出して笑いながらも、心底を揺るがすような氏の「人生哲学」に触れて全身の硬直感を覚えてしまいました。
『大晦日』という日本文化でも特異な一日は、小生にとっては皆さんの大晦日とは異次元の世界であることをご紹介しましょう。
幼い頃、この日は朝から母や祖母、そして兄や姉たちも巻き込まれた慌ただしで一日が暮れたような思い出が残っています。少年は邪魔者にされ外出を乞われました。そんな少年たちがあちこちから集まって、田圃の中で凧揚げに興じたモノでした。それに飽きると陽だまりで本を読んで過ごしました。
68歳になった今、大掃除の手伝いにも殆ど声も掛かりません。
少年の日々とは違った「邪魔者」なのが良くわかっています。手伝わせて怪我でもされちゃ!の思い遣りなんでしょうね。少年が手伝おうとすると優しく拒まれた光景に良く似た高齢者バージョンマニュアルでもあるんしょうか?老人の骨折は介護家族には致命傷だと聞いたことがありました(笑)。
大晦日の今日、配達される本が2冊あります。本を読んでいると邪魔者にされません。勝手に動くと「敵の動線」とぶつかるようです。新居には広い縁側を作りました。そこがミニ書斎になっています。ガラス戸を締めきって「本を読む」ことが平和作戦に同調することになるという訳です。陽が照れば暖房機も要りません。
余談が多過ぎました。
従来、HP上に掲載していた『月刊・イチオシBOOKS』はこの12月号までアップしてもらっていました。管理人さんの手を煩わせてしまうので、ブログ(新設:『寸心紀行(=すんしんきこう)』)にて書籍のご紹介をしたいと考えました。「爺の気まぐれ」的紹介に切り替えます。書物によっては小生の「読後感」を添えるかも知れませんが、書評ではありませんし、読書の無理強いをするものでもありません。違った楽しみ方でお付き合いくださいませんか。
待望の大晦日が明けました。読みたい本が配送されます。今から待ち遠しい「忙中閑・爺」でございます。来年も良い年であることをお祈りしてペンを置きます。
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