2012/12/09

遠距離とは言え3件の掛け持ち

 ~歯科医・研究会・同窓会~

 片道2時間半の旅程を必要とする神奈川県茅ケ崎市への移動時間。

それぞれの日程がバラバラに設定されると3日間も続けて通うことになる。行って帰って、行って帰っての3回はいかなる健康体にも厳しいモノがある。

 そこで、昨日は10時に茅ヶ崎市の歯科医を予約して、午後2時から主宰する『響の会』の特別講座(その後の懇親会もある)に出向して、午後7時には隣市の藤沢へ移動。54歳になる卒業生との懇親会(=定例ミニ同窓会)に出席する日程を創り上げてしまった(笑)。トリプルの案件を成就して茨城県土浦市の自宅への帰着が午後11時過ぎとなった。

 老体は嘘をつかない(涙)。

 布団から出たのが6時過ぎになってしまったのが実態を証明してくれた。早朝起床には義務感は伴わないが、体内時計が目覚まし不要な程に機能しているから起床が「早朝」になるだけの事である。従って、遅く起きても罪悪感等皆無である。

 幸か不幸か土日のメール受信は少ない。1通の着信メールに目を通しながら後程ゆっくり返信しようと考え、ブログ創作に向かっている。 

 目が覚めて老妻からの報告に、また愕然とした。

 同居する嫁の弟さんは昨年結婚されたばかりである。その奥様の実母が他界されたとの一報であった。またしても50代の死去である。昨日の当ブログでも取り上げたが、身近な方の「早い人生の終幕」の知らせに接すると恐怖心も募る。更に、昨夜の同窓会の主人公たちと同年代であることを考えると戦慄すら走る。元気な顔で出席してくれる卒業生たちも、「息子や娘の結婚式」の話題をしていた。孫の話をする卒業生もいる。余りの早い別れには言葉を継げない。

 『響の会』冬季特別講座では、地元茅ヶ崎の酒蔵・湘南ビールの製造元の社長の経営談義を聴講できた。140年の伝統を継承する若き社長は42歳だとの自己紹介だった。学校経営の視点とは、当然ながら違うに決まってはいるが『学ぶべきこと』は山ほどある。主宰する『響の会』では、年に1回は「民間人の経営者」を招請して学ぶことにして10年が経っている。今回も充実感を抱かせる素敵な講話であった。 

 開業時刻の10時に予約をとった歯科医院は、長年住み慣れた茅ヶ崎市の住居から徒歩5分の距離にあり、「歯の清掃」だけでの通院である。「虫歯はありません」と言われ管理面の指導を受けて完了した。蛇足にはなるが、この13年間で小生の国民健康保険証は半年に1回のこの歯科医にて使用するだけである。

 温暖な湘南から2時間半かけて移動して、降車駅に降り立つと「気温の低さ」に驚かされる。身の引き締まる思いがする。我が老体への健康管理意識が深まると考えると至福の瞬間でもある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー