久しぶりの歩禅に出向く。
午前中からの冷たい雨があがって午後2時ごろから西の空が明るくなった。陽が射しこんで来ると障子も開けたくなってしまう。茅ヶ崎に住んでいる時にはそんな意向があっても容易に障子の全開はできなかった。しかし、当地では東側も南側も畑と栗林、更に西側のお住まいのご一家は夕方にならないと帰宅されないので今日は西側もフリーとなる。北側には窓は一か所しか無いが、窓はいつも全開である。他人の視線を気にして過ごした茅ヶ崎が時として懐かしくなるのも変である。
老妻は直ぐに洗濯物を陽射しに向かって干し始める。「久しぶりに散歩に行くかい?」と声を掛けるとOKサインであった。母屋の戸締りを済ませてからの出発時刻は丁度3時であった。
歩き慣れた田園地帯をのんびりと歩きながら西の空を眺めて、思わず歓声をあげてしまった。雨上がりの澄んだ初冬の濃い青空に、筑波山がくっきりと、しかも稜線まではっきりと見えたからである。茅ヶ崎から眺めた富士山との比較は可能であるが佇まいが異次元である。しかし、不思議なことに同じ方角に坐していることが何とも言えない。形や高さは違うが「故郷の山」の持つ郷愁にも通じる風景である。話題には何回も取り上げる筑波山には未だ登っていない。
田圃道はまだ水たまりがあるので舗装道路を遠回りしながら約50分間の歩禅を終えて帰って来た。6000の数字を歩数計に見つけながら「歩いたぞ~」との気分になり満足の夕暮れを過ごした。 【記録 15:00~15:50 6000歩】
*****今日はこれから高知市へ出向します。楽しみな学校の訪問です。帰宅したらご報告します。ご期待願います。それでは行って来まぁ~す!!*****
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