2013/03/14

初めて知る『異常気象』

 ~水戸市内で遭遇した「砂嵐」との初体験~

 昨日(13日)も、10日の水戸市内で遭遇した現象に良く似た気象現象になった。孫たちの遊び場として利用されている庭には草木もない。地面が露出されているので離れの窓ガラスに叩きつけられる砂の音が不気味に感じたほどだった。

 新聞記事で「煙霧」という言葉を拾った。

 意味不明の気象用語であるのは、聞いたことも見たことも無いからである。薄い知識力での判断は、「水戸市まで黄砂が飛ぶようになったのか!?」程度であった。水戸市で仕事を終えて常磐線での上り線に乗った。高い山の無い水戸市以西を走る常磐線の車窓には、筑波山の姿が様々な角度で違った山ではないかと目を疑うほどにくっきり見えるのが常磐線の旅情である。

 ところが10日(日)の午後は様子がおかしかった。

 全く別世界を旅している気分になる程、山塊が白っぽい空気に囲まれて視界を遮ってしまっていたのである。異常な風景は、視る人にとっては不気味にも思えて恐怖心にも連なってしまう。何が起きたんだろう??何かが、また、被災地を襲わなければ良いが、と浅ましい人生観が恐怖心を煽ってしまった。

 花粉症の復活宣言をしたのもこの日からである。ネット資料で「薄い知識」を獲得したくなったので以下に示して、読者諸兄と共有したい。
 
  10日午後2時前の東京都内の映像では、東京タワーがかすんでいた。関東地方の広い範囲が、薄茶色の雲のようなものに覆われてしまった。街を行き交う人々は、マスクをしたり、目を覆っていた。
 これも黄砂の影響かと思いきや、日本気象協会の木村雅洋気象予報士は「気象庁の観測では、東京を含め、関東では、10日は黄砂を観測していないということなんですね。ですので、東京都心で飛んでいた砂というのは、おそらく関東地方の砂が舞い上がったものと考えられます」と話した。
 風で砂が舞い上がり、空中に浮遊した状態。これは、煙霧と呼ばれる現象。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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