~「5時出発」の歩禅・復活~
3時40分(=体内時計の起床時刻)に起床する。洗面所で外気温を身体が反応する。今朝は「全然寒くないなぁ~」と老体が応えたので身支度を始める。起床して、一日の業務始めは『老脳鍛錬日記』に向かう。
ある本を読みながら老いる心身の速度を緩める努力だけは怠ってはいけない、との戒めの文章に目が留まってから始めた自己鍛錬法の一つである。「昨日の記憶」を起きたての老脳に問いかける。記憶を辿って時程にそって記録するノート(パソコン上の)である。苦笑する程記憶が戻らない日もあれば、嬉しくなるほどの記憶を明記できる朝もある。その都度「老い」の現象を認知せざるを得ない。もう10年近く続けているので「朝一番」の業務として体内時計も稼働している。
5時出発の早朝歩禅。
夏場の時間に設定した時間であるが、今朝のように早朝の気温が高いと、気が逸ってしまう。それだけ老体も当地(気象)に馴れて来た証拠だろう。昨年までは早朝歩禅の開始時期は6月であったからだ。
曇天の早朝らしく、少々薄暗かった。
すれ違った散歩人は、犬連れの老婦人1名、独り散歩の老婦人が1名、ランナーの女性1人、それに以前も毎朝会っていた美化清掃を行っている老紳士1人だけであった。まだ、この時期の早朝は散歩には不適なのだろうと思いながら帰って来た。
足取りは絶好調(笑)であったし、孫たちの通学路を往復すると約60分の7000歩コースとなり十分な時間と距離は老体には最適なモノと確信した。しかし、いずれは時間も距離も減少させる日も来るんだろうな、とも考えながらの今年最初の早朝歩禅であった。明るくなった湖面に、ほぼ満開の桜が映えていた。
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