2013/03/23

歩禅の記(14)≪早朝歩禅≫

 ~「鶴沼の湖面」にも春が!~

 北関東の冬は、やっぱり寒い(笑)。

 東北や北海道でこのブログをご愛読いただいている方々に笑われそうだが、九州に生まれ育った小生には、「やっぱり寒い」んですよ。笑いながら「春の訪れ」感覚のズレを読み取ってください。

 丁度、6時に家を出ました。

 老妻が同行する。気温の低さで体調を狂わせる老妻なのでこの季節の同伴歩禅には気遣いが大きくなる。しかし、解禁された動物(・・・失言!)のように軽快な足取りの老妻に、「もう少しゆっくり歩いて良いぞ」と声を掛けるほどの快調さであった。鶴沼の湖面が見えてくると、まるで恋人とでも再会出来たかのような軽やかな声が飛び出した。「わぁ~、きれい!」と指さしながら「もう、春ねぇ~」と嬉しそうであった。

 一周して帰宅する定番の歩禅コースは数か月ぶりである。

 途中に田圃も雑木林もあり、鶯の鳴き声も(=今日は不発)聞くことのできる絶景のコースはほぼ60分(約7000歩)で帰宅できる。同じ時間でも体調の良し悪しで異なった感覚となるところが歩禅の歩禅たる所以である。

 この沼の畔に、孫たちが通う小学校がある。歩禅コースは孫たちの通学路でもある。雑木林や竹林で鬱蒼としているので登校時間だけの通学路であり、下校時の通学路は大通りを歩いて帰って来ているようだ。

 久しぶりの「早朝60分間」の歩禅を終えて、帰宅するころにはほんのりと汗ばむような陽気になったようだ。これからは毎日の気象情報を感知しながら「早朝歩禅」の復活である。真夏になれば5時には家を出て、朝陽に見送られての帰宅になる時間設定もできる。

 歩ける(ほどの)健康。歩ける恩恵が出来るだけ長くいただけるような健康管理をしようと、老妻とも誓いながら平成25年初回の『早朝歩禅』を終えた。 【6:00~6:50 6500歩】

0 件のコメント:

コメントを投稿

自己紹介

自分の写真
1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

フォロワー