~訪れてみたかった植物園へ~
行って来ました。車で30分で到着できました。
受付で初体験をしてしまいました(笑)。入園料を払おうとしたら受付嬢から「65歳以上の方は無料ですよ」と優しい言葉が掛かりました。受付の文字板にも活字が見えてはいましたが、無料では気が退けるので支払うつもりだったのです。
小生は免許証があるので証明には抵抗も何もありません。老妻は国民健康保険証を通常は持参していないので少々面倒なことを要求されたことも以前に経験していました。 ¥300 ぐらいなら面倒なことをしないで購入して、他の場所でも今までは入園していました。ところが、ここはとても親切でした。生年月日を伝えるだけで用が済みますよ、と畳み掛けられたのです。気が退けながら無料で入園しました。
園内の広さにビックリです。
無料入園者でも参考資料をいただきました(笑)。園内案内パンフレットを片手にして歩き始めました。園内には数えるほどしか入場者はいません。老夫婦らしきカップルは、明らかに植物の感傷より「お散歩」の雰囲気でした。視たことのある植物には、流石に「国立科学博物館 筑波実験植物園」らしく、詳細な説明が随所にありました。「これが馬酔木?」「コブシにもこんなに種類があるんだ!」「カタクリって針葉樹林?」等々と他愛のない老夫婦の会話は尽きることなく行き着いた奥地が「熱帯雨林温室」でした。「あつ~い!」の一言で片付くほどの湿度と高温の温室には異常な程に高い背丈の植物が見下ろしていました。
出ると筑波山が見えました。思わず「寒い筈だね」と苦笑して4000歩の散策を終えました。
植物の観賞もさることながら、「歩禅」の趣が高尚になったような気分で園を後にしました。
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