2013/03/19

『想定外』の展開に感動

 ~30年ぶりに『我が聖地』を訪問して~

 多忙な現職教授の時間を予約して出かけました。

 行き先は教授の勤務先・筑波大学です。北海道大学に次ぐ広大なキャンパスであることは情報としては得ていました。この歳になって、「今更」の大学構内への潜入(笑)ではありますが、隣接都市に転居したので「訪れてみたい」場所の一つでもありました。

 10年前、現職を辞する直前に校長室でお会いした教授との再会をお願いしてみたのです。快く数日の候補日をいただき、昨日(18日)の午前10時を確保して頂いて「夢の実現」を果たすことが出来ました。

 氏の研究室では、ご無沙汰の謝罪からその後のご活躍ぶり(紹介した茅ヶ崎市教委や市内の学校訪問)へのお礼の言葉等々の、ごちゃ混ぜの世間話風時間であっという間に午前中が過ぎてしまいました。

 お願いをしてみました。厚かましい人間性は小生のトレードマークです。

 筑波大学に隣接する(当時の)国立教育会館筑波分館へのご案内を乞いました。気持ちよく自家用車(=広すぎてキャンパス内は自動車でないと動けない)でのご案内になりました。現在では独立行政法人・教員研修センターとなっていました。正面玄関自体の佇まいは30年前と大差は無かったのですが内部に入り込んでみると全く別世界の様でした。しかし、思い出の詰まった寄宿舎等は30年前と酷似していました。懐かしさで胸がいっぱいにもなりました。

 筑波大学の教授が同伴して戴いたのでセンター内にまで潜入できた上に、案内役の方も付きました。小生が受講した折の事務官であった方の案内でした。思いがけない部屋にもご案内されました。そこには、当時の正面玄関に附いていた会館名のプレートが保管されていました。感動の再会でした。

 お礼を言って車で大学まで戻りながら「30年前までのタイムスリップ」の時間提供のお礼を申し上げました。

想定外の歓迎に、古稀前の老脳にも感涙の嵐が吹きまくっていました。外は、煙霧で視界が狭くなった状況下に強風(春の嵐)も吹きまくっていました。花粉症患者には感動どころでは無い最悪の気象状況でしたが、・・・・。(感謝・感動)
 

事務連絡:このブログでは写真の提供が満足にできません。新ブログ『寸心紀行』(右枠をクリックして)にて、『我が聖地』の訪問写真館を公開します。スペシャルレポートを覗いてみて下さい。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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