~そんなに寒くないですよ~
宿泊ホテルはJR鳥取駅前。徒歩2分。部屋は9階。眼下の構内はまだ人影もありません。駅前の道路の信号も点滅。昨夕の到着時刻(17:53)も、「思ったほどに寒くないぞ」と感じたほど。
独りで夕食を考えていたが、鳥取県教委の先生方のご好意で会食とさせていただいた。4年ぐらい前から県教委とのお付き合いがあり、指導主事の先生方とも親交もあり「お気遣いの歓談の時間」を特設させてしまったようだった。楽しい時間はホンとにあっという間に過ぎてしまうんですよね。早寝の爺さんであることも認知されているほどの親しさ。限られた時間としてのご懇意にすっかり酔ってしまった。失言や放言が無かったかと、今(早朝)振り返っている相変わらずの能天気爺さんである。改めて、楽しい時間を有難うございました。
昨夜の元気注入の時間で蓄えた(笑)エネルギーで今日の講演を乗り切りましょう!
出たとこ勝負師、と言えば聞こえは良いがその場に臨んでその場の雰囲気に左右されてしまう性分。と表現した方が分り易いでしょう。この生き方は(前期)高齢者となっても変わることはない。これが怖い!せめて、昨夜の(恩義ある)先生方のお顔に泥を塗らないようにだけは心して対応することにします。
講演は「初めての人との出会い」というドラマの展開である。どんな人たちと出会うのかを大きな楽しみに変えながら務めて来ます。今朝もその準備に入りました。結果報告(反省書)は、後日です。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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