2010/02/17

主催者の思いに引き寄せられて・・・


   ~大役を果たせたかどうか~
 年間の講演回数もかなりの本数になる。従って、依頼者(主催責任者)の意に適ったかどうか不明な講演も数多くある。講師の力量の無さから来る烙印は身を以て反省することは確実に出来る。しかし、講師としては「主催者の要請依頼の主旨」が不明瞭な場合に遭遇することも無いわけではない。時として、講師に丸投げの依頼もある。
 今日の研修会のレジュメを写真版にして掲載。
 初めて作成した新型・レジュメである。写真版の中をクリックしてご覧頂きたい。主催者の「思い」をレジュメのページに取り込んだのは「当事者意識」の高さを感じたからである。講師任せにする前に、主宰する責任者としての研修講座への「思い」が講師の心を打ったからである。こうありたい!いや、こうであって欲しい!!これは全国を行脚する講師としての本心からの「願い」なのである。
 聴講者の雰囲気で「講演」はどんなにでも変動し得る。
 密かに準備した資料も使わずに帰ってくることも多い。今日は、惜しみなく提示することが出来たことも大変嬉しかった。レジュメの用紙に新たに5枚の写真を載せてある。この5枚の写真の出番があったのは主催者の意向と聴講者の熱意とが合致していた、と講師は高く評価した証であろう。
 講演する部屋の南側・窓ガラスの向こうには「真っ白な雪」を被った山が見えた。外は寒かっただろうが講演会場は熱かった。そんなひと時を過ごさせていただいて満足感と共に帰宅した。有難うございました。

(お断りするのは、「聴講者が満足できたという確信はない」と言うこと)

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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