2010/02/24

新・歩禅記(7)

   ~リュック背負った老夫婦~
 時々こんな光景を目にしませんか?
 そんな風に映るんだろうねぇ~と笑いながらの出で立ち。今日の歩禅コースは、鶴嶺八幡宮前にあるスーパーへの「食料の買い出し」のために選定です。夫が県外への泊を伴う出向が続くと妻は独りでの食事となる。そんな時にはどんな食事をしているのだろうか。明日は一泊で愛知県春日井市に出向く予定にはなってはいるのですが、恐らく冷蔵庫の「貯え」が底をついたのかも知れませんね。しかも、妻の要望は「午前中の歩禅」です。魂胆はご想像下さい。
 往復1時間(コース)の歩禅は、折り返し地点(スーパー)からはリュックに荷物を背負って歩くことになりました。夫の背の荷物の重さは妻の二分の一程度。それでも「重~い」と思う。妻は言う、「赤ん坊はもっと重かったですよ」と。負んぶに抱っこ。そう言えば妻のそんな光景を思い出すのも懐かしい。母親って強いんですよね。それに引き替え、夫(父親)の不甲斐なさは!!正しくその体たらくを証明しているような、このパターンの歩禅となりました。
 早い昼食にして早く片付けを済ませて・・・妻は忙しそう。
 テレビ観戦に頭の中を切り替えた妻の午前歩禅の魂胆は、もうお分かりになりましたでしょう。そうです!妻の想いは遠くバンクーバーに飛んでいるのでした(笑)。
 日本人選手から見事な結果が出たのでしょうか。階下から妻の歓声が聞こえました。急いで降りてみると浅田真央選手のきれいな演技がリプレーされていました。平和な爺婆の午後のひと時。
 明日は、小学生を相手に「英語の授業」をすることになっています。日本人選手の闘志に負けないように、「孫達を相手に」する気分で楽しい英語の授業を展開してまいりましょう。報告は後日です。
 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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