平成23年4月11日に当地に引っ越して来ました。2年前の出来事です。
48年間住み慣れた神奈川県茅ヶ崎市を離れること自体には抵抗感はありませんでした。寧ろ、新天地での新生活(長男一家との同居)への期待感が勝っていたと表現した方が妥当になるでしょう。
丁度1か月前の『3月11日』は、東日本大震災が起きた日でした。
引っ越し当日(2年前の今日)も、震災1か月後最大の余震に見舞われました。途中の千葉県柏市は停電で真っ暗闇になっていました。常磐高速道が走行停止となり立ち往生となりました。携帯電話は通じました。走行中の次女の車には心配して待っている長男から何度となく連絡が入りました。
予定していた到着時刻よりかなり遅れて午後9時を過ぎて到着しました。
3歳の末孫を除いて長男親子は起きて待っていました。到着の安心でその直後の子細な行動は記憶に残っていません。次女夫妻は、宿泊しないで横浜に向かってUターンして行きました。夜中になって無事に帰着したとの一報が入ってからは熟睡しました。数日後、仕事の合間を縫って次女夫婦が茅ヶ崎の自宅に置いて来た小生の軽自動車に乗って再びやって来てくれました。車が無いとどうにもならない都市であることを2~3日で実感していました。娘夫婦の援助に心から感謝しました。
この4月には、転居当時4年生になった長男孫が、6年生になりました。
昨日の朝。近隣に住む「ピカピカの1年生2人」が、親と一緒に庭先までやって来ました。入学時期の集団登校が始まったようです。最上級生の孫が責任者として命じられているようです。書斎から見える遠い道路を10人ばかりの子どもたちが並んで歩いて行く姿が見えました。庭先にはお母さんたちが見えなくなるまで見送っている姿がありました。時は春 日は朝 ・・・・ そんな詩を思い出しました。
読者の皆さんにとっても、「今日はどんな日?」と問われて思い出が浮かんでくる日が多くあることでしょう。
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