~せめて「仏壇の花」ぐらいは・・~
両親をほぼ同時(3か月を経ずして)に亡くした妻が憔悴してしまった時期があった。あれからもう6年が過ぎている。茅ヶ崎の自宅の思い出での一つでもある。
茅ヶ崎の狭い家屋では、改めて「仏間」を拵えるゆとり(面積も財政)もなかったが、その前年に当地(現在住んでいる場所)に長男が新居を設けた。設計の段階で仏間の特設を要求したので実現した。
(九州の)妻の実家に行って両親が大事にしていた仏壇を修理の依頼をして新居に送り届けてもらった。3回忌の法要も仏間に両親の親戚縁者(関東近県に住んでいる)をお招きすることが出来た。来客をお礼を述べて見送りながら妻が、7回忌までには「せめて仏壇の花ぐらいは自家製(庭先に咲いた花)を供えたい」と、従姉妹に言っていたのを記憶している。
今年は現時点で沢山の水仙の花が咲いた。
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