2013/04/18

記録は記憶を確かに蘇生させます!

 早朝歩禅(4:50~5:50 6600歩)を満喫しながら老妻と対話をします。丁度、今日の一日の始まりである日の出と遭遇しました。
 昨年の暮れから新ブログの制作(『寸心紀行』 http://sunshinki.exblog.jp/に挑んでいます。既に覗いていただいた諸兄があるかも知れません。制作する気持ちになった発端は、広島市の先生たちとの懇親会の折りに耳にした次の質問でした。

「実践の数々を、機会ある毎に先生からお聞きしながらも、1冊の本となって目の前に登場すると読む気にならないし、かと言って、講演のメモだけでは自分の力にならないので焦ってしまいますよ。どうしたら先生の教育実践が自分の力になるでしょうか?」

毎日、区切り良く少しずつ小出しにして「実践記録」を紐解く方法はないものか?と思案しました。10年も前に浜松市の鶴見先生に創って戴いた小生のホームページの中に、後半になって『ブログ』なるモノを取り込んでもらいました。その発想を活かしたいと考えました。沢山のブログサイトを覗きました。定着したら有料サイトに移行できる「無料サイト」でご要望にお応えしたいと挑むことを決心して挑んでみることにしました。そして3か月の悪戦苦闘を繰り返しました。

昨日までの数日間に、念願のホンの一部を果たすことが出来ました。

この新ブログ『寸心紀行』は教育関係者を読者として創るブログです。拙い教育実践の記録(=1つの事業実践)を細切れにして公開することに専念することで創作目的を果たしたいと考えています。一歩を踏み出したばかりのブログですので自己満足度は50%未満です。

まだまだ、制作スキルのレベルの低さが妨害しています。

しかしながら、物凄い勉強をしています。制作しながら、しみじみと「記憶の朧げ状態」に翻弄されることに気が付いたのです。記憶の蘇生には、手元に残る「資料や記録」が最大の力を発揮することがわかりました。

昨日まで制作した実践録も、「資料や記録」が不備なために不甲斐ない出来栄えになってしまっています。そこで、後進の諸兄に、また、偉そうな伝承が出来る事となってしまいました。以下を伝承文をお贈りします(笑)。

こまめな記録と添付資料のファイリングがあれば後年になって、その実践録が必要になった場合に大きな手助けになる。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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