2013/04/01

暦は、いつもの『一日』なれど

 ~「昨日」と「今日」では大違い~

 気温が低いので今朝の早朝歩禅は止めました。

 桜も「綺麗に咲いて見せて」、惜しまれて散りたいだろうなぁ~!と老夫の呟きに老妻が応えました。「わかるような気がしますよ」と。数日前に耳にした『健康寿命』の言葉への反応の延長戦の老夫婦の朝の会話です。

 今日から4月。

 新年度が始まりましたが、「毎日サンデー」の主人公夫妻には実務的な影響は御座いません。「過る」光景は、新年度の不安を積み込んで業務を開始したあの頃です。結局は「何とかなるさ」の能天気な人生哲学で終わってしまうのが常でした。井の痛みも頭痛もあったのに周囲には理解されず(笑)、経営者としての時間を「つつがなく」過ごしてしまったようです。

 昨日と今日とでは大違い。

 違いに振り回されていると、次の濁流の襲来に気付きません。そうすると知らず知らず「二次災害の上積み」に押し切られてしまうのです。昨日は昨日、今日は今日、そして、明日や明後日に希望をつなぐ人生観を持ち続けないと潰されてしまいます。

 思うようにいかないのが人生です。

 思うように生きているように見える人は、「見せる」技術にも磨きをかけている生き方なのですから誤解をして、自らとの違いに愕然としてはいけません。それも一つの人生ですよね。

 本質はみんな同じです。みんな苦悩な生活におぼれそうなのです。だからこそ理解しあえる仲間や同僚や家人が必要となる訳です。新年度には「新しい出会い」という夢のような世界が広がります。素敵な出会いを期待して自らを鼓舞して頑張りましょう。期待しています。 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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