~近隣に本屋さんがない~
茅ヶ崎に住んでいた頃は駅まで歩いて行けば殆どの用が足せたが、当地ではそうはいかない。徒歩で行けるのは1件あるだけのコンビニである。
近所のコンビニに入る度に思い出す。それは、広島の小学校で「飛び入りの英語の授業」を要請され、至近距離にあったコンビニを教材として授業を行ったことである。担任の先生の特質(=独身で頑張り屋さんで早朝出勤者)も活かして授業を構成した。
そして、担任教師と「掛け合いの」漫才をやった。
私 「先生、今朝は急に雨が降り出して濡れなかったですか?」
担任 「いや、コンビニを見つけて傘を買いましたので濡れませんでした」
私 「先生は出勤も早いそうですが、朝食はどうしてるんですか?」
担任 「家の近くのコンビニで、おにぎりとカップスープを買って車に乗ります」
こんなやり取りをしながら convenience という難しい単語を導入した。何の抵抗も無くほぼ全員がコンビニエンスという単語をおぼえることが出来た。そして、「コンビニって便利だね」、と言い合いながら意味も理解してくれた。6年生でも convenience という長い綴も書けるようになった。嬉しい誤算だった。担任教師の驚きは表現し難い。
あの子たちはもう高校生だな~、と懐古しているのは「コンビニは便利」を実践しているからである。本屋さんではないのと、年齢を考えると「コンビニでの立ち読み」には聊か抵抗感があるのだ。
振込や航空券も購入できるので、コンビニの最近の使用頻度は高い。
今日は、ふと目に着いた月刊誌を紹介しよう。コンビニの棚には教育に関する専門書がある訳がない。当然のことなので立ち止まる事にも躊躇いがある。パラパラとページをめくりながら、読みだしている自分に気付いてハッとした。その雑誌を購入して帰宅した。
読み返しながら、「こんな雑誌もあるんだ!」と感嘆の呟きが飛び出す。現役の後輩諸兄には一読に値する雑誌である。
職種に限らずに、一読されても面白いのではないかと考えてここに登場させたが、コンビニを覗いて視られたらいかがでしょうか?!この種の雑誌は直ぐに入れ替えがあると思われます(老婆心ながら・・・)。
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