歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
2013/07/02
『半夏生』に似合う夏の花が咲き始めました!
わが家の『猫の額』にも、いよいよ夏がやって来たようです。
今日は半夏生。
老妻の大好きなグラジオラスという花。ピンクの可愛い蕾が膨らんできました(写真)。既に黄色い花は仏壇にも供えています。孫たちも「きれいな花だね」と愛でていました。昨年は失敗しましたが今年は立派に咲いてくれました。
今日は鍼診療所に出かけます。
庭先で採れたキュウリとインゲンを診療師に届けると張り切っている老妻が生き生きしています。心配していた大輪のユリも蕾がはちきれそうに大きく膨らんで開花を予告しているようです。もう1本のカサブランカの花が咲き誇るのも時間の問題でしょう。
孫たちが待ち望んでいるミニトマトも、今では数えきれないほどに沢山の実を付けています。小さな庭にも確実に夏がやって来ています。友人の勧めで植えた「夏菊」が競って咲き始めています。老妻の念願だった「自家栽培した花を仏壇に」は実現し始めました。アドバイスに感謝です。
多忙に追われるこの半月。
ちっちゃな庭にも眼が届きませんでしたが、着実に自然界は季節を運んできてくれました。朝陽を遮るために植えた「琉球朝顔」の葉と蔓がグラジオラスの後ろに立派に成長しています。建物の向きで夏場は朝陽がたっぷり差し込んでパソコンの画面が見辛くなるので植えてみました。素晴らしいグリーンのカーテンに成長してくれそうで嬉しい朝です。
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自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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