全く意識していない視野ってこんなモン!?
確かに、今朝、ひょいと稲穂が出たわけじゃないよ!
「ホントだ!稲穂がもうこんなに大きくなっているジャン」と叫んでしまった。
蒸し暑いね!昨夜も寝苦しかったね!孫たちに今日も振り回されたね!
自然界の異常さに振り回されて「視界ゼロ」の生活を繰り返している勝手な人間(生活者)には、言われてみて初めて気が付くことが多い。夏休みになって朝から終日のリズムを孫たちと伴にしていると、「見える筈のモノが見えていない」生活になってしまったようだ。登校して行った後は、帰宅する夕暮れまでは自由時間を貪っている老夫婦にとって夏休み(いつもと違うリズム)になって1週間は、異物を呑みこんだような状態での生活リズムになっていたようだ。
稲穂の現状を見詰めて立ち止まった老夫婦。
帰路の対話は、「もうこんな時期になっているんだね」に終始した。早場米であることは理解してはいるが、視野狭窄症に罹った老眼には成長している稲穂の米粒が拡大して見えた気分である。
明日から8月。お盆にはまた別世帯の孫軍団がやって来る。暫く会っていない孫の成長にきっと驚くんだろうなぁ~。孫たちの成長ぶりに感動と感激で喜んでいる間に老衰は進んでいるんだろうか(笑)。苦笑で誤魔化せる話題ではないぞ。
貴重な、貴重なこの有限の時間帯を、有意義に過ごしたいと期した朝である。
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