2013/07/31

散歩人に「穂がでているね」と声を掛けられて!


 

 全く意識していない視野ってこんなモン!?

 確かに、今朝、ひょいと稲穂が出たわけじゃないよ!

 「ホントだ!稲穂がもうこんなに大きくなっているジャン」と叫んでしまった。
 蒸し暑いね!昨夜も寝苦しかったね!孫たちに今日も振り回されたね!

 自然界の異常さに振り回されて「視界ゼロ」の生活を繰り返している勝手な人間(生活者)には、言われてみて初めて気が付くことが多い。夏休みになって朝から終日のリズムを孫たちと伴にしていると、「見える筈のモノが見えていない」生活になってしまったようだ。登校して行った後は、帰宅する夕暮れまでは自由時間を貪っている老夫婦にとって夏休み(いつもと違うリズム)になって1週間は、異物を呑みこんだような状態での生活リズムになっていたようだ。

 稲穂の現状を見詰めて立ち止まった老夫婦。

 帰路の対話は、「もうこんな時期になっているんだね」に終始した。早場米であることは理解してはいるが、視野狭窄症に罹った老眼には成長している稲穂の米粒が拡大して見えた気分である。

 明日から8月。お盆にはまた別世帯の孫軍団がやって来る。暫く会っていない孫の成長にきっと驚くんだろうなぁ~。孫たちの成長ぶりに感動と感激で喜んでいる間に老衰は進んでいるんだろうか(笑)。苦笑で誤魔化せる話題ではないぞ。

 貴重な、貴重なこの有限の時間帯を、有意義に過ごしたいと期した朝である。




 

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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