2010/07/02

『半夏生』、って?

  ~農家育ちの息子は「田植え」を思い出す~
 素敵な音色(読み方)をする言語として意識し始めてからそんなに長い歳月は流れていない。
 こういう植物の存在も知らなかったので当然ながら名称も知らなかった。早朝のNHKテレビ番組「おはよう日本」の中に「撮りたてマイビデオ」(5時半頃)という短いコーナーがある。今朝の画面に半夏生(写真掲載)が映し出され、一緒に観ていた妻が、「これが半夏生?」と呟いた。確かな記憶は無かったが「そうなんだね」と曖昧な相槌を打った夫は、二階の書斎に飛び込んで調べてみた。
 こんな時、毎度の事ながら痛感する。知らないことの多いこと!「半夏生って、そうなんだ」と、調べたばかりの内容を報告するレポーターの夫の顔を珍しそうに覗き込みながら聴き入ってくれたのが妻。
 ともあれ、そんな「時期」なんです、今日は。農業との深い関わりを知り、自国の「生活文化」の素晴らしさを感じている。何となく故郷の田園風景が浮かんできて胸がぽかぽかしてきている朝です。

◎今日も横須賀市の小学校を訪問します。一度しか会っていない児童と、授業の延長線上での再会が出来るかが楽しみです。これを「授業が創るドラマ」と言わせて貰っています。授業は、延々と続く人生ドラマの「原点」であって欲しいと願いながら、そんなネーミングをしています。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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