2010/07/23

嬉しい「珍客」 その(2)

  ~珍客は約束通りに来訪・・・~
 このブログを書きながら、「そんなにキミは暇か?!」と自問する。
 ご指摘の通りに暇である。この茹だるような「酷暑」の下では、辟易とするほど時間の経つのが遅く感じる。つまり、暇であることの証明であろう。
 そんな時の一服の清涼剤が先方からお届けになる。こん嬉しいことはない。昨夕の妻と若い母親の約束は果たされた(笑)。怪我治療のための通院時間に、赤ん坊は丸腰の儘で昨夕に引き続き「珍客様」として拙宅にお越しになりました。可愛いけど緊張感が漂い、暫し、時間の経つのを忘れる。1時間も経たないうちに帰宅した若い母親が「受け取り」にやって来た。
妻が、「起きたら知らせるからそれまで寝かせておいて、食事を済ませなさいよ」とアドバイスをしたようだ。双方の玄関と玄関の距離は5㍍あるかないか。納得した若い母親は怪我をしたお兄ちゃんを連れて自宅に戻っていった。
 ところが目を覚まさない珍客。とうとう3時近くまで気持ちよくお休みになる(写真)。しびれを切らしたお兄ちゃんがママに強請ったのだろう。お引き取りにやって来た。珍客は来た時の丸腰の状態で眠ったまま自宅にご帰還された。
 何ごともなくお返しできたと安堵するのは妻の筈なのに、何一つしていない爺がホッとする。変でしょうが、平和で長閑な酷暑の午後のストーリーで御座いました。 「新しい命」(誕生して1ヶ月に満たない)の威力って凄いですね。ホンの数時間の珍客の滞在中であったが、流行りの「熱中症」という現代語も老夫婦の話題にも上りませんでした(笑)。

追記 座布団ベッドのカバーを妻が新調しました(笑)。接客のマナーですって。エアコンを使わない老夫婦が「除湿」にしてお迎えしたので御座います。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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