~今日は鍼診療日~
7月17日に講演の仕事をして以来、約2週間のフリータイムでした。
ダラダラとゴロゴロとしていたので粗大ゴミと罵られても仕方ない生活態度で過ごしました。お陰様で休養タップリ!そんな感じのする夕暮れになりました。
今日は明日からの仕事に向けてグッドタイミングの定期『鍼診療日』でした。
往復3時間の運転は決して楽ではありませんが「健康促進」のための通院は欠かせません。妻と一緒に診療を受けますので往復の車中で喋ることも多くなります。様々な話題に花が咲くこともありますが、全く無言状態での移動もあります。今日は「久し振りの雨」が話題になり故郷で経験した長い日照りの後の「大雨」と洪水の怖さにまで言及しました。幼い日の思い出として強烈に残るのは自然災害なんだと、お互いに妙に納得したことでした。
鍼診療を終えて帰ると数時間は全身の気だるさとの闘いです。何となく気力まで抜かれてしまったようにも感じますが、その後は元気に復活ですから嬉しくなります。
明日は市内の小学校で「教員研修会」として特設された英語研修会に出講します。
小学校の先生方は大変です。来年度から正課の授業として「英語活動」が時間割に入り込んでくるのです。苦手な教科として英語を挙げざるを得ない先生にとっては地獄絵巻そのものに突き落とされる気分にもなるでしょう。しかしながら、自らが少しでも「英語を話す訓練」を自覚して研修会を特設するのですから頭が下がります。慣れない外国語を自分なりの工夫で授業に結びつけようと賢明です。講師として会場を訪れながら時として、「なぜ、そこまで小学校教育に過酷な負担を強いるのかな?」と同情したくもなります。
先生方にとって明日の英語研修会が、収穫があるように講師として頑張って参りましょう。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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