2010/07/20

一枚の「往復葉書」

  ~あれから8年?~
 今日、一枚の葉書が届いた。往復葉書である。
 平成13(2001)年4月1日に新設開校した茅ヶ崎市立緑が浜小学校の「第1回卒業生の集い」の案内状である。6年生の1年間だけを共にした卒業生である。新設開校とは言え、小学校生活の残りの1年間だけを「転校の処遇」を受けたことになる。彼らはどんな心境で受け止めていたのだろうか。あの日々の落ち着かない学校生活の風景が脳裏を過ぎる。
 学級担任時代の卒業生との再会とは趣も違う。しかし、初代校長としても忘れることの出来ない学年集団である。どんなに立派になっているのだろうか。その成長ぶりと再会できることは「初代校長」冥利かも知れない。
 「出席」に◎をつけて投函しよう。
 メッセージの中に「20歳」との文言が目に飛び込んで来た。月日の流れは速いモノだとしみじみ感じるてしまう。8月1日が待ち遠しくなっている当時の校長先生である。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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