2010/07/16

「早朝歩禅」の復活!?

  ~真夏のような朝陽~
 定刻より30分も早く目覚めてしまった朝は、少々早めの起床となる。
 未だ太陽も昇って来ていない。ほんのりと東の空が明るいだけ。しかし、明かりは要らない。ラジオを聴きながら『腰湯』に入る。20分間の湯禅は正しく沈思黙考。流れゆく雲のようにここ数日間の記憶が流れ去っていく。機能の記憶が覚束ない年齢になっているので流れゆく雲に乗っている記憶もホンモノかどうか不明(笑)。浴室には明かりは点けない。しかし、この20分間で自然界は窓を通して朝の訪れを告げてくれる。その時間に思考回路も年齢相応に正常化してくれているようだ。30分の早起きは時間の貴重さを痛感。
 夫がバタバタしている。妻も起きざるを得ない(笑)。可哀想な人生を強制されるようで申し訳ないが、起きてくれると助かる。美味しい朝一番のお茶が飲めるのである。妻がいれてくれたお茶を飲みながら「歩こうか」と意見が一致。
 5時15分。玄関先を出た老夫婦を待っていたのは強烈な夏の陽ざし。
 早朝の歩禅は久し振り。何となく(サボったわけではない!)時間特設をせずに朝は自分だけのゆったり感を選択してのんびりした時間となっていただけである。玄関に取って返した妻の手には「日傘」があった。それほどまでに強い陽ざしを直感。流石に「南国・九州の生まれ」の妻である。故郷では夏は昼間外出することは日射病やら日焼け(火傷)の被害を受けに出るようなモノで朝晩の涼しい時間帯を選ぶのが常識であるからだ。外出時には帽子か日傘は常備品であり習慣化されている。
 45分間の早朝歩禅は妻も快適だったようだ。そこで、今後は日程(当日のスケジュール)に無理がない限り、5時には歩禅に出向くことにした。空に浮かぶ入道雲に「梅雨明け近し」、と感じている朝である。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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