~「熱帯夜より暑い」夜は?~
何というのでしょうかね。造語を考えるのも大変です!
ところで、今日は何となくダラダラと時間を過ごしてしまいます。三日間連続して珍客に応対した爺と婆としては、生まれたての赤ん坊を預かる緊張感から解放された(笑)からなのでしょう。緊張感は、しばし「酷暑」をも忘れるモノですよ。今日はお向かいの部屋から時々泣き声を聞かせてくれます。その都度目を合わせる老夫婦も変わりモンなんでしょうかね。
しかし、暑いです。
埼玉県では既に今夏だけでも熱中症で10名以上の死者が出ているそうです。怖いことです。ラジオのニュースに耳を傾けると「エアコンを使用していない」「窓は閉め切っている」等と以前の夜のスタイルが通用しなくなってしまっているのが気になります。我が家もエアコンは設置はしていますが、殆どが来客時にその時間帯だけ使用しています。通常は全く使用していません。
今夜も熱帯夜?そろそろエアコンのご厄介になるような手立てが必要なのでしょうか。
横になって高校野球中継放送をテレビの画面で楽しめる時期になったのですが、画面を見ているだけで、妻は「倒れないかしら」と何回も口走るほどです。現役指導者時代を思い出します。あの時の気温とは雲泥の差。この暑さの中での激しい攻防を観戦しながら選手の健康管理も大変だろうと案じてしまいます。人工芝の上に立ってみた経験が想像を膨らませてしまいます。元気で事故のないようにだけを祈るばかりです。 暫く業務から解放されていましたが、今週からそろそろ仕事が入ります。たっぷり休養をさせていただいたので大丈夫です。
歩禅とは、『安岡正篤 人生を拓く』(神渡良平 著 講談社+α新書)で拾った言霊です。千葉県で早朝ウォーキングを長年実践しておられる方の言葉として紹介されていました。沈思黙考の「坐禅」に呼応するものだそうです。ふと読み留まったのは我が愚脳にも大きな電撃が走ったからなのです。歩きながら自然界に身を委ね、自然界に畏敬の念を抱き、そして自然界に語りかけることのできる自分を見いだすこと。これを「歩禅」と利己的に理解しました。坐禅が苦手な私には「静かに座して己と語る」ことに替わるべく言葉として受容できる気になったのです。だから私には単なる言葉としてではなく、『言霊』(ことだま)となったのです。 平成16(2004)年10月20日 還暦に記す ~以降「散歩日記」を歩禅記として継続発信中~
自己紹介
- 角田明
- 1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。
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