2010/07/05

私の健康・そのバロメーター

  ~美味しい!と呑めること~
 鍼診療を続けること10年間。診療を受けながら「医療と薬」の範疇でお話しを聞くと、驚くような、疑ってしまうような、そんな「ことば」を沢山聞くことができた。健康管理の王道に言及されると我が耳を疑うことが多かった。
 全身を「冷やさない」というアドバイスは大きかった。我が家のエアコンは、夏は除湿だけしか稼働しない。ホテルでの宿泊の多い小生にはエアコンは不可欠の機器であるが、室内温度を26度から下回る設定はしない。そしてオフにして眠る。朝一番の『腰湯』は、「全身を温めてから出動する」準備態勢となる。朝晩の「入浴」後に検温を忘れない。起床後の体温と就寝前の体温の「健康的な変化」も学んだ。驚いたのは37度の体温がウィルスに対して最も強いとの示唆だった。微熱の基準にしていた温度(37度)も、今では最高の健康状態であることの証として歓迎しているのだから不思議だ。
 夏はビール!!気心の知れた友と呑む。こんな楽しい時間は無い。ジョッキーで乾杯したら「焼酎のお湯割り」を即刻注文。大好きな一瞬ではあるが胃袋を冷やさないことの重要性を師に執拗なまでに聞いているからである。室内の温度も急冷で体内にもギンギンに冷えた飲み物を入れられたら体力の消耗は凄いモノらしい。知れば知るほど「間違っていた健康管理」に驚いてしまう。
 小生は電車内の冷房も敏感に応える身体になっていることにも気付いた。旅行カバンにはタオルを一枚入れてある。肩から首筋を冷やさないための予防である。平均で4~6時間は車中に居る場合が多い。首筋の冷えが内臓の機能低下になるという師の言葉も大事に受け止めて実行しているのである。
 「晩酌を・・・」を拒むような不調な時もある。その時はアルコールを受け付けないほどの体調不良らしい。年間に何日間もあるわけではない。しかし、これが私の健康を管理するためのバロメーターなのである。「呑みたくない」ほどの状態にならないためにも、全身を「温める」(=冷やさない)ための努力をすることぐらい朝飯前! 千葉産のとうもろこしと一緒に送っていただいた枝豆。噛み応えがあるほどに立派に熟した実がビールを誘ってくれた昨夕。産地直送の枝豆とビール。妻にお世辞を言うわけではないが茹で方も上手だ。冷たいビール1杯を呑んで枝豆をいただいて、焼酎を2杯呑んだ夕べはいつもより若干多めの晩酌(笑)でありました。しかし、今朝も元気に4時には起床しました。

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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