2010/07/11

「選挙」の意義を意識して


  ~成人式を終えて数年間・・・~
 忘れた頃に選挙がありました。40年以上も前の話です。補欠選挙ややり直し選挙など殆ど無縁な時代のことです。学生服で成人式に出るという弟に4歳上の兄は「背広」を新調してくれました。天にも昇る気持ちでした。あの日の紺色のスーツ姿は「大人になった」意識を鼓舞してくれました。嬉しさや感謝の気持ちより大きな感激だったことを鮮明に記憶しています。大人になる事への憧れだったのでしょう。しかし、投票権を得ても実際には選挙の投票をしたことがなかったのです。成人式を終えて何年も経ってからの体験だったような記憶はありますが、緊張したことはハッキリ思い出すことが出来ます。
 あれから何十回の投票をしたのだろうか。
 補欠選挙を一回だけ(結果的には)棄権してしまいましたが、他は(当然のことながら)一度も棄権したり白紙で投票をしたりしたことはありません。
 今日も、間もなく投票所に向かいます。立派な政治を期待しつつ・・・・。清き1票を携えて!

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自己紹介

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1944年熊本県八代市生まれ。1968年から神奈川県内の高校、中学校の英語教員として勤務。1988年より神奈川県茅ヶ崎市で指導主事、教育研究所長、中学校教頭、指導課長、小学校校長、指導担当参事を務める。1996年8月ちがさき教育実践ゼミナール『響の会』(現・教育実践『響の会』))を開設し、教員の自主研修会として活動を主宰。 2001年に新設開校の茅ヶ崎市立緑が浜小学校・初代校長着任。 2004年3月退職後は「教育実践・響の会」会長として全国で講演活動中。『響の会』は茅ヶ崎市・浜松市・広島市・東京都立川市に開設。2006年9月より2011年8月まで、日本公文教育研究会子育て支援センター顧問として全国で指導助言に務める。著書に 『あせらない あわてない あきらめない』(教育出版)、『人は人によりて人になる』(MOKU出版)、『小学校英語活動教本JUNIOR COLUMBUS』(光村図書出版)がある。その他月刊誌等の執筆原稿や共同執筆書も多数あり。近刊は、2012年10月発行予定(『校長先生が困ったとき開く本』教育開発研究所)。

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